ブログ感覚ではじめられるポッドキャスト
ポッドキャストは個人でも簡単に作れる「声のブログ」や「映像のブログ」のようなものじゃ。音声のポッドキャストであれば、音を録音できるパソコンとネットに接続できる環境があれば、すぐにでもはじめられるのじゃ。とはいえ、いきなりポッドキャストを作ろうとしても、番組のコンセプトが決まってなければそれは難しいじゃろう。

そこで参考となるのは「Podcasting Juice」ですでに配信されているさまざまな番組じゃ。実際、ポッドキャスティングにはラジオ局などのプロが作る本格的な番組から個人が気軽に作る番組まで、多種多様なものが揃っている。これらを聴いてみて、オリジナル番組のアイデアを練ることからはじめてはいかがかの?
自分の番組を作る際には、1人で話すのか、何人かでトークするのか、話すとしたらどのようなテーマをどんな切り口で扱うのかといったアイデアをまずメモに書き出してみるのじゃ。おしゃべり以外でも、著作権法に反しない自作詩の朗読(ポエトリー・リーディング)や自分で作詞作曲したオリジナル楽曲なども配信することが可能じゃ。
また、トーク主体でなくても、外で面白い音声を録音してくれば、それはそれでオリジナリティ溢れるポッドキャスト番組が作れる。アイデア次第では人気ポッドキャストになる可能性だってあるのじゃ。
番組には台本が必要か?
自分のポッドキャスト番組のコンセプトが決まったら、次に実際に録音する内容のアウトラインについて考えるのじゃ。掛け合い漫才のように事前に打ち合わせや練習が必要なものであれば、台本をきちんと作っておく必要があるかもしれないが、トーク番組であるとそれはかえって邪魔になることもある。最低限話したいテーマを箇条書きでメモしておき、それを片手にいきなりレコーディングしてしまうという思い切りのよさも時には必要じゃ。
また、しゃべるのが苦手と録音に躊躇している人もいるかもしれないが、例えばアップル社の「GarageBand」というソフトを使えば、自分の声質を補正することができるし、「えー」とか「あー」とかいった不要な音声を後から簡単にカットして編集することもできるのじゃ。気に入らなかったら録音し直せばよいだけなので、失敗を恐れる必要はまったくない。具体的な作成方法はこのコーナーで次回以降紹介していくので参考にしてほしい。
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「GarageBand」はポッドキャスト作成にも対応したループ音源ソフト。「iLife'06」というMac用の統合ソフトに含まれているが、最近のMacには標準で付属しているので別途購入する必要はない。 |
音楽の取り扱いに注意しよう
気軽に作成できるポッドキャストだが、いくつか注意してほしい事柄がある。それは、音楽の取り扱いじゃ。市販されているCDや音楽配信サービスなどから入手したサウンドデータを、日本音楽著作権協会(JASRAC)と著作権者の許可無くポッドキャストに利用することは著作権法に反するので禁止されている。
これは番組のBGMに使おうが短い時間だけ使おうが関係ないのじゃ。どうしても音楽を使用したい場合には、オリジナルの楽曲を利用するか、ポッドキャストでの利用を許可された一部の「ポッドセーフ」な音源を使用するしかない。あるいは、先ほど触れた「GarageBand」というソフトには著作権フリーな音源や効果音が多数収録されている。これを使用するのはまったく問題はない。
また、音楽以外にも著作物の朗読や、映画などの動画をポッドキャストとして配信することも禁止されているのじゃ。
インターネットという公共の場所に配信してよい素材かどうかということに配慮しながら、楽しいポッドキャストを作ってくのじゃ!
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著作権フリーのポッドキャスト用音源を配布している「podsafe music network」。海外ではポッドキャストで自由に利用できる「ポッドセーフ」な楽曲配信が進んでいる。国内でも一部のインディーズレーベルで同様の動きがあるので、ネットで検索してみるのもよいだろう。 |

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